昔、3歳から某音楽教室に通い、母はすぐに個人レッスン室に通わせた、それから何人の指導者に変わったか自分でもわからないけど、ピアノが大嫌いだった。練習も嫌いだったから、音楽大学卒業のピアノ先生は厳しかった。合格くれなくてバイエルの教材を終えるまで8年かかってしまいました。10歳の時恩師 上田先生に指導をしていただき、毎週叱咤激励を受け、当時はそう思えなかったけど、泣いていたら楽譜が見えない!指だけは動かせ!今の生徒さんにはとてもついてこられない指導法かもしれませんが、私は音楽は実力の世界だと
教えて頂きました。その為に努力を惜しまない事、コンクールに出て優劣をつけられるのが芸術なんだと、教えていただきました。小学校の卒業アルバムに将来の夢を東京の音楽大学に行く!と書いた日から私は
音楽しかやらなかった。今まで何十年も指導して来て、私が心に留めている事は音楽を楽しめる事、音楽が好きになる事だ。
その為には基礎力と基礎努力は絶対だと
思っています。その力は3歳から7歳までに
付けたいと思う。私の生徒さん達が3歳から17歳まで残ってくれたのはその成果だと思ってます。恩師上田先生の命日に思った記憶として、ブログに記しています。yoshie’´•ﻌ•`